電線共同溝とは

災害に強いインフラと安全で快適な通行空間を確保し、
美しい景観を実現します。

道路

電線共同溝のしくみ

電線共同溝のしくみ

電線共同溝とは、地上や上空にある電力や通信などの電線類を地下の空間に収容するための施設であり、毎年のように起こるあらゆる自然災害からインフラ設備を守るために防災性能を向上させた無電柱化手法のひとつです。

無電柱化されると、有効幅員が広がり安全で快適な生活空間が生まれます。また電線や電柱がなくなることで、きれいな青空が見渡せます。

電線共同溝とは強靭なインフラと美しい景観を実現する設備なのです。

電線共同溝のメリット

景観の向上

視界に入る電線や電柱をなくすことができるため、空が広く感じ、街路樹の緑がいっそう美しく感じられます。すっきりと明るくなった街の景観は、地域活性化の第一歩となります。

景観の向上

歩行空間の安全性・快適性の向上

無電柱化工事と並行して、道路整備も実施されますので、広くて使いやすい快適な歩道が実現。道路整備時にバリアフリー化を進めることも容易です。電柱・電線がなければ、歩行者や信号機、道路標識の視認性が上がるため、事故が減り、安全性が向上します。

歩行空間の安全性・快適性の向上

都市防災機能の向上

地震・台風発生時に電柱の倒壊や電線の切断が起きると、緊急車両が移動できず、消防・救急活動の大きな妨げとなります。無電柱化には、こうしたリスクを減らす効果があり、街の災害耐性を高めます。

都市防災機能の向上

強靭なライフラインの実現

電線を地中化することにより、台風や地震といった風水害による断線リスクが大幅に低減します。また、万が一断線した際にも、早期に復旧・回復を行うことが可能となります。

強靭なライフラインの実現